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新時代を作り、未来を捨てたカメラ。ソニー「α7R III」

昨年、α7R IIを購入した旨を報告しましたが、今年1月にその後継機「α7R III」に乗り換えしました。

バッテリーの減りの速さや、高解像度ゆえの手ぶれ問題など、細かい使い勝手にどこか不安定な印象があったα7R IIですが、新型α7R IIIではバッテリー大型化やカメラ内手ぶれ補正の強化によって諸問題が解決。お手軽に高解像度写真が撮影できるという反則技的な傑作カメラとなりました。特にSEL24105Gとの組み合わせは最高で、撮影仕事における「まず失敗することはない」という安心感は半端じゃありません。

そしてその技術を応用した「α7 III」(ギズモードでレビューも書きました)は破格のコストパフォーマンスを実現。それを追いかけるようにキヤノンやニコンも高性能ミラーレス機に注力。完全に「時代はミラーレス」というモードになったのが2018年だと思います。

しかし、このα7R IIIですが手放してしまいました

その理由はというと…

・バッテリー大型化と手ぶれ補正強化に伴い巨大化したボディについて「これは“後退”なのでは?」と感じた

これに尽きます。

たしかに、気軽に高解像度写真を撮影できるようになり、さらに長時間稼働するα7R IIIは素晴らしいカメラです。しかし、プロカメラマン市場を狙うあまりか、次々と足し算が重ねられ、ミラーレスカメラだからこその携帯性が失われるなど“一眼レフカメラ化”しているように感じます。

もう少し違う未来が見たい」そう思い、カメラを買い換えました。

では、次はどのカメラを購入したのか。それについてはまた次のエントリでご紹介します。

ソニー α7R III

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照沼健太

編集者・ライター・写真家・音楽評論家。2014年より2016年末までユニバーサル ミュージックジャパンのオウンドメディア『AMP』編集長を務め、並行してライフスタイルメディア『ROOMIE』に編集部員として参画。現在は音楽・カルチャー・広告等の分野にてコンテンツ制作やプロデュースを行っています。

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