リニューアルしたローソンPBのパッケージが賛否両論
近頃、ローソンのPB製品のパッケージを巡って議論が起こっています。
佐藤オオキさん率いるデザイン会社「nendo」が手掛けているとのことで、佐藤さん個人への攻撃のような言説も見られるのは残念極まりないと思います。
しかしその一方で、店頭で間違って隣の商品を手に取ってしまう不注意な消費者である僕は、このパッケージが持つ視認性の悪さに、不安や拒否感を覚えるのも事実です。
ただし「これが無印良品なら、別に気にならないかも」と考える自分も同時に存在しています。
¥1,782
(2024/12/22 10:29:27時点 Amazon調べ-詳細)
無印良品の洗剤に見る”納得感”
そんな中、無印良品の「食器用洗剤」を買ってきました。
無彩色のボトルにモノトーンのパッケージは、カラフルな商品の多い食器用洗剤としては極めて異質。ローソンPBを超えるミニマルなデザインです。
中身の洗剤自体も無香料、無着色。
実際に使ってお皿を洗ってみると、最初は“あの匂い”がしないのがとても不思議な気分になります。しかし、そのうち「洗剤にフルーツの匂いがついている方が不自然」と気がつきます。
食器を洗って汚れを落とす、そんな洗剤の機能性に対しては、匂いは関係ないですからね、
詰め替え用のパッケージも、ボトル同様にシンプルです。
例のごとく不注意な消費者である僕としては、じっとラベルを読まないと、この中身がなんなのかよくわかりません。
一緒に買った「バス用洗剤」「トイレ用洗剤」はさらに紛らわしいです。
よく見ると色分けされていますが、置き場所をきっちり分けていないと間違ってしまいそう。
しかし、これら無印良品の洗剤には、そんな不安を上回る“納得感”があります。
その理由は、無印良品で洗剤を買う時点で、いやそれ以前に無印良品で買い物をする時点で、”無印良品らしさ”を求めているから。
それに比べてコンビニは、ブランドというよりも社会インフラです。
圧倒的に多様なテイストを持った人たちが集まる場所ですから、世界観よりも視認性を求める声が多数寄せられるのも無理はありません。
方向性はこのままにマイナーチェンジして欲しい
このように、ローソンのPBパッケージは成功しているかというと、決してそうとは言い切れない部分が多々あると感じます。
しかし、大手コンビニが「過剰な広告的パッケージを廃する」方向性で思い切った決断をしたことはすばらしいと思います。
社会インフラとしての側面を持つからこそ、コンビニにはデザインで社会を啓蒙できる可能性があるはずですから。
無印良品のレトルト食品パッケージは、調理写真というクラシカルな要素を前面に出しながらも、統一したタイポグラフィーでシンプルにまとめた、攻め切ってはいない”ギリギリのライン”だと思います。
これよりも一歩、あるいは半歩だけ進んだデザインを、nendoやローソンに期待したいです。
¥4,480
(2024/12/22 09:55:44時点 Amazon調べ-詳細)
KADOKAWA
¥2,037
(2024/12/22 09:55:45時点 Amazon調べ-詳細)
ゲーム
2020/5/3
「Nintendo Switch」がおもしろいのか、ゼルダの伝説がおもしろいのか
ゲーム離れして久しいのですが「Nintendo Switch」にはピンと来るものがあり、発売日に買いました。 同時購入のソフトは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と、『スーパーボンバーマン R』。 『ゼルダの伝説』を超えるソフトは出るのか? 『ゼルダの伝説』はさすがの任天堂クオリティーで、UI/UX的観点からみても体験すべき有益な一作(←こういう言い訳をしないとゲームで遊べない昨今…)。『ドラクエ1』〜『ドラクエ8』〜『ワンダと巨像』の系譜に連なる、冒険のワクワクと寂しさを味わえます。 あちこち ...
もっと読む
生活
2020/5/3
ボルネードの「サーキュレーター」は一年中活躍する“主役級”の家電
一年中QOLを上げてくれる家電 一年を通して常に大活躍する家電が「サーキュレーター」です。 これを「弱」で使うだけで、エアコンも空気清浄機も加湿器も除湿機も効きが段違い。 部屋の換気をしたいときは、窓を開けて外に向けてサーキュレーターを「強」運転し、空気清浄機も全開にすると、一瞬で部屋がリフレッシュされて爽快です。 壁や天井に当てるとちょうど良い微風が感じられるので、エアコンを使うほどでない梅雨や初夏の時期も気持ち良いです。 3000円くらいの安物は音がうるさいことが多く、結局買い換えたくなるので、最初か ...
もっと読む
健康 生活
2020/5/3
「ペリエ」を毎月100本飲んで減酒と節約を
自宅でのデスクワークが多いこともあり、飲み物の確保には気を使っています。 料理用やコーヒー用、冬場の白湯のためには防災も兼ねてサントリーの天然水を常備していますが、飲料用としては「ペリエ」の330ml缶を愛飲しています。 なんでもペリエは炭酸を後から添加したわけではない“天然の発泡水”だそうですが、単純に口当たりが他の炭酸水とくらべて心地よいところが気に入っています。 缶で買って、缶のまま飲む こだわりとしては、缶のものを買ってそのまま飲むということ。 だらだら飲んでも炭酸が抜けず、万が一こぼしても被害が ...
もっと読む
生活
2020/5/3
崎陽軒のシウマイ弁当…ではなく「横濱チャーハン」は見た目も美味しい
お昼にシウマイで有名な崎陽軒の「横濱チャーハン」を食べました。 シウマイも2個入っています。 食品サンプルと遜色ない盛り付けと彩りはさすがですね。 レタスとゆで卵、味噌汁と一緒にいただきました。 崎陽軒のシウマイレシピ70
もっと読む
カルチャー
2020/5/3
アップル「AirPods」は一度使うと戻れない快適さ
iPhone7でのステレオミニプラグ廃止により、半強制的に注目を集めることになったBluetoothイヤフォン。そんな潮流を強制的にリードするアップルによりリリースされた大本命が「AirPods」です。 https://www.youtube.com/watch?v=RdtHX15sXiU SILLYで「究極のiPhone用イヤフォンは? AirPods vs BeatsX」という記事を書きましたが、とにかく左右独立型というのは予想以上に快適。音質にも問題なく、なんだかんだ気に入って使っています。 正直、 ...
もっと読む